題材はコロナ感染体験 宮藤官九郎「医療ドラマ」が急浮上

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 これを古株の芸能プロダクション社長に聞いてみると、「感性の鋭いクドカンさんのことだから、転んでもただでは起きないはず。実際に体験したエピソードを微妙にアレンジしてドラマにする可能性は十分に考えられます」と肯定した。

 状況証拠もある。

「クドカンは今でも酒を飲むと、昨年オンエアされてNHK大河ドラマ史上最低視聴率を記録した『いだてん~東京オリムピック噺~』の愚痴をこぼします。業界関係者の評価は抜群に良かったのですが、視聴者に全く相手されなかったというところでしょうか。よほど悔しかったのか、ことあるごとに『リベンジしたい!』と漏らしています。もしクドカンが本(脚本)を書いてドラマ化するとしたら、オンエアはNHKになるでしょうね」(芸能関係者)

 クドカンは「いだてん」のスタッフたちとの会話の中でこんな“約束”も明かしている。

「退院するとき、クドカンは主治医に『宮藤さんは社会的発言力のある方。そういう方に発信してもらいたいことがあります。とにかく家にいてください。そしてコロナになったとしても落ち込まないでください』と伝えてください」と言われたそうだ。

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