玉川徹だけじゃない コロナ報道で“的を射ている”2人の名前
コロナ、都知事選、豪雨災害とワイドショーが取り上げるテーマは日替わり状態。素人では当たり障りがないコメントにならざるを得ないが、その点、経験豊富な社員コメンテーターや局出身ジャーナリストの方が指摘が鋭いことも。
キャラ立ちしているのはフジテレビ系「バイキング」に出ている上席解説委員の平井文夫。7日の同番組、コロナ&都知事選絡みの投げやりな感じも目を引いた。不要不急の外出の自粛を呼び掛け続ける小池都知事について「不要不急の外出を控えろと気楽に言うけど映画や落語は不要不急ですか。不要不急なものはない。勝手に言うのはお引き取り願いたい」。県をまたいでの移動についても「まじめに予防している人が移動するのはいいんじゃないか」と真っ向から批判した。
豪雨報道では熊本・球磨川のダム問題なども指摘したテレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」の元テレ朝政治部長で東海大教授の末延吉正は小池に「パフォーマンスしてほしくない」と手厳しい。
9日はコロナ問題で「知事が豊島区、池袋をモデルケースと言うでしょ。(知事は)歌舞伎町を夜の街、夜の街がとずっと言ってたんですよ。だから池袋に行ったのかもしれない。そういう話は記者会見でおっしゃるんじゃなくて、データがあれば(検査を)実施すればいい。記者会見で言ってしまうと風評被害とか別の流れをつくってしまう」と怒った。