英玲奈さん 人生を変えてくれた「王様のブランチ」の6年間

公開日: 更新日:

 船越英一郎さんと2時間ドラマでご一緒した時は「こういう目の動きをしたほうが伝わるよ」と教えていただいて、すごく勉強になりました。

 いろんな経験で成長できたけど、努力するだけじゃダメで、持って生まれた才能が必要だと思い、「自分に向いてないんじゃないか」と自分の芝居に納得できないまま続けてました。

 お芝居が上手な方ってたくさんいらっしゃるし、自分はそこまでの力はなかった。そんな時ターニングポイントになったのが「王様のブランチ」(TBS系)。2006年からですが、それまでは台本なしでしゃべる仕事はまったく向いてないと思ってました。面白いことも言えないし、リアクションも薄い方だし(笑い)。

 でも、ロケを重ねていくうちに本当に楽しめるようになった。その時に自分が感じたことを瞬間的に言葉にするのが楽しくて!

 例えば食リポだと私は料理が好きなので、お店のメニューを一口食べれば、何を使っているかとか作り方がだいたいわかる。「肉をコンフィ(※フランス料理の調理法)してる」「スッキリする○○のハーブが使われてますね」とか。ただ「おいしい!」と言うんじゃなくて味も分析。そういうふうに細かくリポートするとお店の人も喜んでくださるし、いろいろお話ししてくれる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動