浜辺美波は“あっさり系”実力派なのに印象に残らない不思議
今年、ドラマに出ずっぱりの女優の浜辺美波(20)。先日、3本目の主演ドラマ「タリオ 復讐代行の2人」(NHK)が最終回を迎えたが、あまり話題にならなかった。浜辺は1月期の「アリバイ崩し承ります」(テレビ朝日系)では探偵業、7月期の「私たちはどうかしている」(日本テレビ系)では復讐に燃える菓子職人、今回の「タリオ」では復讐を裏稼業とする元弁護士役を演じた。
「浜辺は若手女優の中でも実力派として認知されつつあります。コメディーもラブサスペンスも自然に演じることができベテラン女優のような器用さを感じます。ただ、まだ20歳なのに若々しさというか新鮮味に欠け、印象に残りにくいのが残念なところです」(芸能ライター・弘世一紀氏)
同じような声はファンの間にもあるようだ。中高生に「かわいい!」と絶賛される一方で、「まじめ過ぎる」「面白みに欠ける」という意見もある。ルックスも演技力もトップクラスなのに、どうもあっさりして印象に残りにくいのはなぜか。
「所属事務所の方針が浜辺のキャラに大きく影響を与えているのだと思います」と言うのはドラマ制作関係者。浜辺は、2011年に「東宝シンデレラオーディション」でニュージェネレーション賞を受賞。11歳でデビューし、以来、東宝芸能が看板女優とすべく英才教育を施してきた。