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SALLiA歌手、音楽家、仏像オタク二スト、ライター

歌って作って踊るスタイルで話題を呼び、「イデア」でUSEN 1位を獲得。2018年より仏像オタクニストの活動を始め、初著「生きるのが苦しいなら」は紀伊國屋総合ランキング3位を獲得。近著に「アラサー女子、悟りのススメ。」(オークラ出版)がある。

ついに「嵐」完結へ…21年間絶え間なく進化し続けた集大成

公開日: 更新日:

 そして終演後、自然と「ありがとう」の気持ちが溢れてきた。

 テレビなどを見ていても、嵐を見て嫌な気持ちになったことは一度もない。それはいいものを見たと思わせるよりも、難しいことだと思う。
彼らは常にファンに全力で向き合い、自分たちの楽曲やライブなどで感謝を示し続け、どんなに時代が巡ろうと、変わらずに「進化だけ」し続けた。

 ファンのために、そしてメンバーそれぞれが愛する「嵐」のために、いつだって彼らは「嵐」でいてくれたのだろう。

 ブルーノ・マーズは今の嵐に、とファンに対するラブレターのような1曲を書き、そして最後のトラック「The Music Never Ends」では、嵐とファンの歩みを描いたテーマソングのようで、胸が熱くなった。

 「でっかい愛とか希望さがしている」と21年前にデビューしたグループは、最後まで「愛」と「希望」を歌い、体現し続けた偉大なグループになったのだ。

 彼らの勇姿を最後まで、見届けたい。

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