ついに「嵐」完結へ…21年間絶え間なく進化し続けた集大成
そして終演後、自然と「ありがとう」の気持ちが溢れてきた。
テレビなどを見ていても、嵐を見て嫌な気持ちになったことは一度もない。それはいいものを見たと思わせるよりも、難しいことだと思う。
彼らは常にファンに全力で向き合い、自分たちの楽曲やライブなどで感謝を示し続け、どんなに時代が巡ろうと、変わらずに「進化だけ」し続けた。
ファンのために、そしてメンバーそれぞれが愛する「嵐」のために、いつだって彼らは「嵐」でいてくれたのだろう。
ブルーノ・マーズは今の嵐に、とファンに対するラブレターのような1曲を書き、そして最後のトラック「The Music Never Ends」では、嵐とファンの歩みを描いたテーマソングのようで、胸が熱くなった。
「でっかい愛とか希望さがしている」と21年前にデビューしたグループは、最後まで「愛」と「希望」を歌い、体現し続けた偉大なグループになったのだ。
彼らの勇姿を最後まで、見届けたい。