“ジリ貧”レコ大…嵐に新設「特別栄誉賞」授与のご都合主義

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 12月30日の「第62回輝く! 日本レコード大賞」に嵐が出演することが発表された。レコ大出演が初の嵐は今回新設された「特別栄誉賞」を授与され、感動のラストパフォーマンスを披露するとスポーツ各紙は書きたてたが、「レコ大側のご都合主義ではないか」などとその姿勢を問う声があがっているのである。

 それも当然だろう。ジャニーズは「グループ同士で争いはさせない」という方針を打ち出し、賞レースには不参加。レコ大とも1990年から距離を取ってきた歴史的背景がある。

「もともとレコ大側とジャニーズは昵懇で、近藤真彦、光GENJI、少年隊らが出て盛り上げていたんです。ところが90年の忍者の扱いを巡って揉めて以降、レコ大を見切って、受賞を辞退するようになった。2003年にSMAPの『世界に一つだけの花』が大賞の最有力候補になったときも袖にしたのは有名な話です」(レコード会社関係者)

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