ROLLYさん スクラップ寸前の車を1万円で譲り受けレストア
その後もたまに着てると、ある日見つかり、家族会議でみっちり叱られ、女装は封印。でも、それ以来、華やかなものへの憧れと「電器屋を継ぐ将来」という2つの間で葛藤してました。
12歳でロックと出合い、直後にバンドのクイーンと、映画「ロッキー・ホラー・ショー」を見て、幼少の頃抱いた女装の憧れとロックが重なり、またもや「これだ!」と。中学、高校はバンド活動しました。親は「卒業後は店を継ぐだろう」とバンドはやらせてくれていたんです。
■給料前に少しお金を残しておくのがモットー
高卒で実家の電器屋に就職。マジメに1カ月間働いたら、給料が5万円! 自分としてはもっともらえると思っていたのに、父親は「それで十分だ」と。家賃も食費も取られないわけだから仕方ないけど、8年間、ずっと5万円でした。
バンドは続けていたので、スタジオ代とか自主レコード制作とか衣装代に使って。でも、僕は常に1万円は余らせるようにしていました。給料前に「お金がない」ということは絶対ないように。