石橋静河 クールな外見とひょうきんな素顔のサラブレッド
1994年7月8日生まれ、東京都出身の26歳。父は石橋凌、母は原田美枝子で両親ともに俳優だが、最初は女優の道には進まず、コンテンポラリーバレエの世界に入る。
約2年半前に「タレントパワーランキング」のWebに掲載されたインタビューで彼女に取材したときに、その頃の気持ちを聞くと、「きっと2世だとかいろいろ言われちゃうんだろうなと思って、私は絶対、女優にはならない、と考えていました」と語った。
しかし、留学中にNYで演劇を見て演技に興味を持ち、20歳で女優デビュー。18年にはNHK朝ドラ「半分、青い。」に佐藤健の妻役で出演。昨年4月にFODで配信された「東京ラブストーリー」のリメーク版でヒロインの赤名リカを演じた。
いつも思うのは、「静河」という名前が個性的な彼女に似合っていて、ステキだなということだ。取材したときに名前の由来を聞くと、きょうだい全員の名前に「河」が入っていると教えてくれた。ゆるやかに流れる大河をイメージさせ、彼女の包み込むような演技が目に浮かんでくる。
ボーイッシュでクールな感じの女性を想像していたが、意外にも取材でお会いした彼女は、よく笑う人だった。彼女自身も「実際の私はひょうきんな人間なので、そういう面も見せていきたい」と話していた。
今まではまじめな役を演じることが多かったが、今年はコミカルな役を演じる、はじけた彼女も見てみたい。