近藤真彦の非常識発言で明確に…ジャニーズ事務所の課題
2019年7月にジャニー喜多川氏が亡くなってから、ジャニーズ事務所は「組織」として時代に即した改革が求められつつある。その一つとして打ち出されたのが、ジャニーズJr.に導入する“22歳定年制”だ。これに対し、ジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明氏(39)は「会社として本物のアイドルを作るということにちゃんと向き合って、気持ちを確認し合うということ。前向きにとらえて未来のジャニーズを作って行けたらと思います」とコメントした。まさに“時代に即した改革”の一つといえるだろう。
近藤は不倫発覚時の記事で「(不倫を)揉み消せる権力を俺は持っている」と豪語していたことも書かれていたが、時代錯誤も甚だしいと思わずにいられなかった。真実がすぐに明るみに出てしまうネット社会とコンプライアンスの厳しい現在では、決して通用しない発言。プライベートでの発言かもしれないが、それを口にできてしまう近藤真彦は、人間としても社会人としても“大切な何か”が欠落しているような気がする。
どんなに素晴らしい才能を持っていても、”人間性”が伴っていなければ現代社会を生き抜くことは難しい。人間性というのは、ある程度若いうちに適度に社会に揉まれながらついていく部分も大きい。だからこそ、“22歳定年制”には「きちんとした人間を育てるために」という親としての滝沢氏の愛情を感じる。