ヤンキー系タイムリープ「東京リベンジャーズ」が実写化
■斬新な組み合わせ
ストーリーは斬新だ。何をやってもうまくいかず、うだつが上がらないフリーターとして日々を自堕落に生きていた主人公の花垣武道はある日、中学時代の交際相手・橘日向と弟の直人が暴走族の抗争に巻き込まれ死亡したニュースを目にする。その翌日、武道は何者かによって駅のホームから突き落とされ、死を覚悟した瞬間に12年前の中学時代にタイムリープしてしまう。それをきっかけに、直人とともに過去と現在を行き来し、日向の命を救い、最悪の未来を回避するために行動していく。
筆者はこれまでヤンキー系の作品が苦手であまり触れたことがなかったが、タイムリープの作品は好んで見ていたので「東京リベンジャーズ」は抵抗なく見ることができた。登場する人物たちがどのように関わり、タイムリープ後にはどのような展開へと変わるのかという、一見異色な組み合わせの「ヤンキー」と「タイムリープ」という要素がうまくハマって、展開への刺激や腹落ち感にもつながっていく。
■実写化はうまくいくか