橋幸夫の歌手引退宣言は「生涯現役」宣言!“閉店セール”全国160カ所ツアー行脚から始まる次の一手
「引退宣言というより、生涯現役宣言じゃないかという声が強いです」(芸能プロ関係者)
吉永小百合とのデュエット曲「いつでも夢を」を地で行くようなプランを語り、意気軒高な橋幸夫(78)。80歳の誕生日である再来年の2023年5月3日、歌手活動の引退をこのほど表明したが、その日まで全国160カ所をめぐるロングツアーを行うというから、往年のファンともども盛り上がりそうだ。
「引退宣言は大正解」と、ある広告プロデューサーがこう言う。
「大きな声では言えませんが、たとえば小林幸子さん、美川憲一さん、和田アキ子さんと、常連だった紅白から落選したベテランを見ても、幸子さんがネットでイメチェンし、美川さんは豪華衣装を一斉処分する一方、和田さんは同じ歌手の看板にこだわることで仕事が伸び悩み、かなり損をしています。そこにこだわると、どうしても紅白落選歌手のイメージを引きずり、企業からのイメージが悪いのです。橋さんは歌手の肩書に固執せず、それを下ろすと宣言したことで、逆に新たなバリューをつくれるチャンスが舞い込む。もうひと花咲かせることができると思いますよ」