米倉涼子に正念場…「ドクターX」シーズン7で絶対“失敗できない”ウラ事情
さしもの大門未知子も、新型コロナウイルスのパンデミックには無関係でいられなかった。
来週14日にスタートする「ドクターX~外科医・大門未知子」(テレビ朝日系、木曜午後9時)のシーズン7では、大門がアルバイト勤務する東帝大学病院にも感染者が殺到し、重症患者の治療を優先するため、外科は分院に追いやられ、“御意軍団”もコロナの手伝いに駆り出されてヘトヘト。不急の手術は後回しになるなど、現場は医療崩壊に陥った。そんななかでも、ドクターXは難しい外科手術に果敢に挑み、次々と命を助ける――というのが、シーズン7のベースである。
今回、大門の前に立ちはだかるのは、内科部長で院長代理の蜂須賀隆太郎(野村萬斎)。元外科医だが、100%完璧な手術ができなかった自分を許せず、内科に転じて、いまでは「ケミカルサージェリー」による治療を得意としている。ケミカルサージェリーとは、医療機器を使って光や超音波を患部にピンポイントで照射し、抗がん剤などの薬効を高める治療法だ。蜂須賀はメスで体を切る外科のやり方を時代遅れと見下し、内科を東帝大学病院の主流に押し上げようと狙っていた。