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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

金爆・鬼龍院翔の原動力は「お笑い」への愛と憎しみ…エアバンド追求にも通じる

公開日: 更新日:

「あ、覚えた? 良かった。『女々しくて』しか覚えられないと思ってたから」(池田一真/フジテレビ千鳥のクセがスゴいネタGP」11月18日放送)

  ◇  ◇  ◇

 ゴールデンボンバーの鬼龍院翔(37)がかつてお笑い芸人を目指していたことは有名だ。東京NSC9期生で、しずるの池田一真と「チョコサラミ」というコンビを組んでいた。番組ではコンビが“復活”し、コントを披露。しかし、鬼龍院は序盤でネタを飛ばしてしまう。しかも、池田の作ったネタを「つまんないからやりたくない。これ無理だわ」と責め立てるのだ。

「ゴールデンボンバーの面白さに合わせて作ったら、こんなネタできちゃった」

「昔組んでた時と面白さ全然変わってないから気づかなかった。てか、お笑いのセンスって18年やっても上がらないものなの?」

「発言気をつけたほうがいいかも。芸人ドロップアウトした人が芸人評価するのよくない」

 2人がそう言い合った後、「評価されると、イライラするプライド高い芸人。オッケーオッケー、覚えた」と言う鬼龍院に、池田が言い返した一言が今週の言葉だ。

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