川栄李奈は重圧に勝てるか…NHK朝ドラ「カムカム」視聴率20%大台突破の期待
もっとも、当の川栄は数字を気にしているどころじゃなさそうだ。
「川栄本人は朝ドラのヒロインに抜擢されたことについて『出番やセリフが多くてうれしい』なんて明るく話していましたし、神奈川出身なので、京都の方言もイチから指導を受けていた。加えて英語のレッスンとか、余計なことを考える暇もないほど忙しかったんだとか」(前出のテレビ誌ライター)
川栄より、むしろ周囲のスタッフの方が数字のプレッシャーを感じているらしい。ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏も「川栄さんが2015年8月にAKB48を卒業し、翌9月に始まった主演舞台『AZUMI』を見た時から、度胸も覚悟もある女優さんだなと思っていました」とこう続ける。
「川栄さんは役に没入するなりきりタイプ。視聴率とかそういう雑念はないでしょう。川栄さんが焦りみたいなものを感じていたとすれば、それはたぶん20年ごろじゃないですかね。前年に結婚、出産し、アンチにあれこれバッシングされても、20年10月期の波瑠さん主演のドラマ『#リモラブ』(日本テレビ系)で本格復帰。ところが大して話題にもならなかった。女優としては焦ったでしょう。当時と比べたら、今はプレッシャーより、ヒロインとして注目されてうれしい気持ちの方が勝っているのでは」
数字が下がれば、またアンチにあれこれ叩かれそうだが、今の川栄には馬耳東風か。