朝ドラ「カムカム」出演の深津絵里が13年間も連ドラから遠ざかっていた理由
NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」に深津絵里(48)がついに登場した。深津は90年代を代表するフジテレビ系の名作ドラマの伝説的ヒロイン。「最高の片想い」「踊る大捜査線」「きらきらひかる」など、次々とヒット作に出演。2000年代に入って出演ペースが少し落ちたものの、出演作「カバチタレ!」「恋ノチカラ」の視聴率はいずれも16%を超えた(ビデオリサーチ=関東地区)。しかし、08年に木村拓哉(49)と共演した「CHANGE」を最後に連ドラの出演がピタッと止まる。
■謎多き国民的女優
「『CHANGE』の平均視聴率は22%を超え、深津がヒロインを演じたドラマの中で最高視聴率を記録しました。あの時、深津は35歳。それ以降、13年間も連ドラ出演をしていません」(芸能ライター・弘世一紀氏)
深津が連ドラに出演しなくなった理由として一番に挙げられるのが、映画へのシフト。10年に映画「悪人」で妻夫木聡(41)が演じた殺人犯の青年と逃亡する恋愛未経験の真面目でおとなしいヒロインを演じ、モントリオール世界映画祭や日本アカデミー賞などで最優秀女優賞を獲得した。しかし、その後の映画出演は「ステキな金縛り」「岸辺の旅」など数本。18年以降は映画出演すらしてない。