著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

放送業界は春の改編期 大物司会者が続々と番組を去りますが…

公開日: 更新日:

 2月も半ばになり放送業界は春の改編期に向けてさまざまな動きがあるようですね。日刊ゲンダイ風にいうと「かまびすしい」の方がしっくりきますかね。特に話題になっているのが大物司会者たちの勇退や辞任や降板及び番組終了。視聴者にとっては遅すぎたと思うものや納得のいくものもあれば納得のいかないものまで思いはいろいろでしょう。

 でもこれを当人に言い出すときって大変でしょうねぇ。勇退や辞任ならいいんですが、降板や番組終了を伝えるなんて地獄でしょうね。それでも局のお偉いさん直々に大御所本人や所属事務所へ根回ししておいてくれて話がまとまってるところで聞かされるプロデューサーならいいんですが、上司に呼ばれたと思ったら「おまえから○○さんに失礼のないように伝えておけ」なんていう命令だったら「こんな大事なことを一介のプロデューサーの俺が伝えることがすでに失礼なんだよ!」と思うでしょうね。

 大御所を最終回まで機嫌を損ねず、気持ちよく送り出すのも大変そうです。打ち合わせ中に「こんな古いこと言ってるから降ろされちゃうんだな」なんて大御所が自虐ギャグを放り込んできたら笑うのが正解なのか笑わないのが正解なのか私には全くわかりません。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出