放送業界は春の改編期 大物司会者が続々と番組を去りますが…
2月も半ばになり放送業界は春の改編期に向けてさまざまな動きがあるようですね。日刊ゲンダイ風にいうと「かまびすしい」の方がしっくりきますかね。特に話題になっているのが大物司会者たちの勇退や辞任や降板及び番組終了。視聴者にとっては遅すぎたと思うものや納得のいくものもあれば納得のいかないものまで思いはいろいろでしょう。
でもこれを当人に言い出すときって大変でしょうねぇ。勇退や辞任ならいいんですが、降板や番組終了を伝えるなんて地獄でしょうね。それでも局のお偉いさん直々に大御所本人や所属事務所へ根回ししておいてくれて話がまとまってるところで聞かされるプロデューサーならいいんですが、上司に呼ばれたと思ったら「おまえから○○さんに失礼のないように伝えておけ」なんていう命令だったら「こんな大事なことを一介のプロデューサーの俺が伝えることがすでに失礼なんだよ!」と思うでしょうね。
大御所を最終回まで機嫌を損ねず、気持ちよく送り出すのも大変そうです。打ち合わせ中に「こんな古いこと言ってるから降ろされちゃうんだな」なんて大御所が自虐ギャグを放り込んできたら笑うのが正解なのか笑わないのが正解なのか私には全くわかりません。