堺雅人は“高視聴率男”の呪縛から解放されたい? 主演ドラマ大コケに「もっけの幸い」の声
俳優・堺雅人(48)の周辺が、まだザワついている。3月26日に放送された堺主演のスペシャルドラマ「ダマせない男」(日本テレビ系)が世帯視聴率1ケタと“不発”だったせいだ。
放送から1カ月経った今も、一部で〈日テレと隙間風〉とか〈シリーズ化見送りの悲劇〉なんて報じられている。
それも当然だろう。
「ダマせない男」は、堺が2020年版「半沢直樹」から約2年ぶりに出演したコメディーとあって、期待値は異常なほど高かった。なのに、ズッコケた。
「もっとも、堺さん本人は逆にホッとしているところもあるかもしれません」と、在京キー局幹部がこう続ける。
「まだ脇役時代、00年代の堺さんは年に4、5本のペースでドラマに出演していましたが、13年版『半沢直樹』の最終回で視聴率40%超えを記録してからはペースダウン。日テレに限らず各局から出演のラブコールを受け続けていますが、周囲が堺さんを“高視聴率男”に祭り上げ、傷をつけるわけにはいかないとナーバスになっていた。その一方で視聴者からは〈仕事を選びすぎ〉なんてネガティブな意見も上がっていました。今回大コケしたことで、むしろ妙なプレッシャーから解放される“もっけの幸い”かもしれません」