フジ木曜劇場が攻めに転じた? 土屋太鳳「やんごとなき一族」“いかにも感”で開き直り
初回の7%台から数字を落とし、12日の第4話は5.3%。ネット上では〈松下はもっと繊細な役柄で見たかった〉〈いちゃいちゃシーンがムダ〉など厳しい意見に交じって、〈往年の昼ドラを思い出す〉〈兄嫁役の松本若菜さんのエキセントリックな演技が面白い〉といった好感触も。
テレビコラムニストの亀井徳明氏は「受け付けない層があるのは承知の上という開き直りが感じられて、つい見てしまう」とこう続ける。
「近年のこの枠で言えば、『やんごとなき一族』は『ルパンの娘』のようにクセの強い作風。拒絶する人もいる一方で、批判しながらもつい見てしまうという人もいる。第2話の小沢真珠さん、第3話の石黒賢さん、第4話の長谷川京子さんが“いかにも”なキャラで登場しましたが、現場が楽しそうなのが伝わります。僕はアリだと思う」
確かに威圧的な深山家現当主の石橋凌(65)、その妻の木村多江(51)、長男の尾上松也(37)とその妻の松本若菜(38)らは“いかにも”なキャラだし、今後もどんな“いかにもキャラ”が登場するのかといった楽しみはありそうだ。