“人気YouTuberグループ解散”でわかったファン離れ、芸能人の参入…「専業の過酷さ」
<目標が達成しなかったら解散と煽ってチャンネル登録者数の増加を狙っていたのに、逆にチャンネル登録者数が減って本当に解散するのってシビア>
ネット上でこうした声が聞こえるのが、YouTuberグループ「禁断ボーイズ」改め「オワコンボーイズ」の解散についてだ。
グループは、2015年に4人組でスタート。おじさん世代には彼らが何者なのか全くわからないが、チャンネル登録者数100万人超えの文字通り人気YouTuberだった。所属していた大手マネジメント事務所を退所したり、途中メンバーの脱退、新加入を経て、3月7日に次の発表を行った。
「3カ月後までに登録者数200万人突破を達成できなければ解散する」
その後、チャンネル登録者数を非公開にして、グループは経過を見守っていた。だが、結果発表当日の6月7日の生配信では、179万人強と目標に届かなかったこと、過去28日で5700人登録者数が減っていたことを明かし、宣言通り解散することに。
日本のYouTuberのヒエラルキーは、チャンネル登録者数1000万人超のヒカキン(HIKAKIN TVのみで1070万人)やはじめしゃちょー(1020万人)を頂点に、その下に東海オンエア(643万人)など3桁台の専業YouTuberに混ざって、芸人、格闘家、俳優、ミュージシャン、実業家など兼業の人気YouTuberが次のように増殖している。