元RAG FAIRおくむら政佳さん 前回参院選出馬も落選「選挙は食うか食われるか、人間模様がむき出し」

公開日: 更新日:

おくむら政佳さん(元RAG FAIR/44歳)

 水道橋博士生稲晃子中条きよし……投開票日が迫る参院選はタレント候補が熱い戦いを繰り広げている。前回2019年の参院選には、人気男性アカペラグループ「RAG FAIR」でボイスパーカッションを担当していた“おっくん”こと奥村(現・おくむら)政佳さんが立候補し注目された。残念ながら落選だったが、おくむらさん、今、どうしているのか。
日刊ゲンダイ 7月7日号 掲載)

  ◇  ◇  ◇

 おくむらさんに会ったのは、横浜国立大学教育学部第2研究棟の会議室。差し出された名刺には、同大先端科学高等研究院台風科学技術研究センターの活動支援チームリーダー/客員研究員とある。

「去年10月に台風の専門研究機関である台風科学技術研究センターができ、『手伝わないか』と声をかけていただきました。ボク、高校時代に気象予報士の資格を取り、将来はお天気キャスターかなと思っていたんです。でも、専門知識があることと、人に伝えられることは別だと感じていたので、2011年にRAG FAIRの活動が一時休止となった後、保育士として働きながら、北海道大学のオンライン講座で科学の専門知識を一般の方にわかりやすく伝える科学技術コミュニケーションを体系的に学び、15年からはこの大学の大学院で防災教育をテーマに研究していたんです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…