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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

ピエール瀧が映画「野球部に花束を」主題歌で完全復帰へ! 執行猶予を充電期間に

公開日: 更新日:

 劇場で実際に取材をしたという芸能記者によれば、観客の中・高生の中には3年半前のピエールの逮捕劇を知らない若者も少なくないといい、予備知識のないまま聞いたテクノ・サウンド……「電気グルーヴ」というアーティストに心地良い感想を持ったという意見も多く聞かれたという。

 こんな動きに並行するかのようなタイミングで、「電気グルーヴ」オフィシャルサイトでは3年半ぶりとなる単独ライブが「ぴあアリーナMM」で10月に行われることも告知された。

 興行関係者にこの会場のキャパと入場料からおおよその粗利益を計算してもらったら、「入場料だけで1億5000万円以上、当日のグッズ収入も含めると軽く2億円を超えるでしょう」と教えてくれた。「電気~」に関しては、瀧の執行猶予期間が"逆バネ"になっている可能性もあるとの指摘も受けた。

 瀧と最近接触を持った音楽関係者にも話を聞いた。

「執行猶予という言葉には悲愴感を感じてしまいがちですが、彼にとっては“3年余りの時間は人生を見つめ直す貴重な時間だった”らしいです。『気が向いたら釣りに行ったり、ほぼ毎日家族のために料理を作る時間も本当に楽しかった』とも。大好きな野球も『DAZN』で欠かさず見ていたみたいで『もし夢が叶うならプロ野球の監督をやってみたい』なんて軽口も叩いていましたよ」

 薬物や不祥事で自然消滅していく芸能人は少なくないが、瀧に関しては例外なのかもしれない。

 一般的に芸能界における「完全復活!」の定義は“地上波キー局への出演”だが、思ったよりも早く、地上波で瀧の姿を観られる日が来そうだ。

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