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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

NHK紅白を打ち切りから救う歌手は松田聖子か中森明菜か…視聴率30%が“デッドライン”

公開日: 更新日:

 例年、お盆休みを過ぎると、渋谷区のNHK神南界隈は、にわかに慌ただしさを増してくる。

 局の看板番組「紅白歌合戦」が4カ月半後に迫り、キャスティングなどが最終段階を迎えるからだ。

 NHKのエントランス前で終日張り込み取材をすれば、レコード会社や芸能プロダクション幹部連中の出入りを数多く目撃する。

 特に今年は、制作局のスタッフも特別な思いで詰めの段階を迎えているという。昨年の第2部の平均世帯視聴率が「紅白」が2部制になってから過去最低の数字を記録してしまったからだ。

 前年の2020年から6ポイント近く数字を落としただけでも十分に衝撃的だが、さらにこれに追い打ちをかけているのが“スリムで強靱なNHK”を目標に掲げる前田晃伸会長の露骨ともいわれる現場介入だ。かなり強引な編成を現場に指示し、「『紅白』や『大河ドラマ』だって、コストパフォーマンスに見合うものでなければ聖域ではない」と局幹部の前で口にしていると月刊「文藝春秋」(6月号)で報じられた。「紅白」が消滅するかもしれないという危機感は現場スタッフにとって想像を絶するものだろう。

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