初回視聴率「ちむどん」以下、北ミサイル発射で放送中止…朝ドラ「舞いあがれ!」成功の条件
3日に第1回が放送された2022年後期のNHK朝ドラ「舞いあがれ!」の平均世帯視聴率は16.3%だったことが分かった(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)。前作「ちむどんどん」の初回は16.7%、前々作「カムカムエヴリバディ」は16.4%だったらから、いずれも下回ってしまった格好だ。
朝ドラ通算107作目。ヒロインを演じるのは、福原遥(24)。2009年から13年までNHK・Eテレの子供向け料理番組「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」で「まいんちゃん」として出演していた子役出身。東大阪で町工場を営む家庭で育った岩倉舞(福原遥)が、祖父が暮らす長崎県の五島列島で「ばらもん凧」に魅せられ、大空への憧れを描き、パイロットを目指すというストーリー。
しかし、初回視聴率が思いのほか伸びなかったのは、9月30日に最終回が放送された前作「ちむどんどん」の不人気の影響を受けた可能性がある。
結局「ちむどんどん」の視聴率は一度も20%台に達することはなく、最終回も16.7%どまり。全話平均視聴率も15.8%で、2010年に朝ドラが現在の放送開始時間になって以来の25作品の中で、最下位の数字となってしまった。同作の無理筋のストーリー展開には多くの視聴者が違和感を覚え、SNS上では「 #ちむどんどん反省会 」のタグが登場するほどだった。