近藤真彦がJRP新会長就任でリスタート “アラ還”で問われるマッチの進化と真価
■ジャニーズ事務所を退所後が勝負
そんなこんなで、活動自粛の果てに退所。キャリアはあるにしても、地位にあぐらをかき、お荷物になっているとの意識も希薄で、煙たがられていたのだろう。後輩の東山紀之からは「自分を犠牲にしてきたスタッフの思いをマッチさんはどう受け止めるのか。退所のコメントも薄っぺらく感じる」とテレビで公然と批判されていた。
落ちるところまで落ちて、開き直ったのか。ジャニーズを退所後は「昭和の元気なオジサンを見て」と自虐めいたPRもするようになった。「同世代の励みになりたい」と走り続ける田原俊彦(62)に刺激を受けたという声もある。
そんななか、全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営するJRP(日本レースプロモーション)は5日、記者会見でKONDO RACING代表兼監督の近藤が元F-1レーサーの中嶋悟氏に代わり取締役会長に就任することを発表。リスタート後、年齢的にもアラ還に突入するマッチがその真価を問われ、シン近藤真彦になれるかどうかはこれから次第である。