近藤真彦がJRP新会長就任でリスタート “アラ還”で問われるマッチの進化と真価

シン近藤真彦になれるか（Ｃ）日刊ゲンダイ

　一時期、落ちるところまで落ちたとの見方もあったため、奇跡の復活劇にも映るのかもしれない。

「25歳年下の女性社長との5年不倫を週刊文春に報じられた2020年は、ジャニーズの後輩たちからも『何やってんの』と批判が噴出、無期限の活動自粛を発表後も、冷ややかな目で見られてたものです」

　そう言って、ジャニーズ取材の長いベテラン記者が振り返る。

「身から出たさびの部分もあったのかも知れませんね。レース活動に熱中し、芸能活動は蔑ろ、それでいて故メリー（喜多川、ジャニーズ名誉会長）さんからの特別待遇で、毎年3000万円もの手当があるともっぱらでした。本人も『ダメな長男でした』と言っていますが、不倫報道では、誰がリークしたんだと、ネタ元探しをしていたという噂までありました」

　田原俊彦、野村義男との「たのきんトリオ」で1980年代スターとなり、ジャニーズの看板スターであった近藤真彦。中森明菜との熱愛と破局は社会問題となるほどの騒動となり、それ以降も女性問題が取り沙汰されたが「スキャンダルは事務所がもみ消してくれる」と本人は言っていたらしい。