「ひろゆき離れ」TV業界で加速…アフターコロナでアクリル板とともに消えそうな理由
インターネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で、YouTuberとしても活動する実業家・ひろゆき(西村博之)氏。
過去に出演した番組で、論敵である評論家の発言を「あなたの感想ですよね?」「嘘つくのやめてもらっていいですか?」とバッサリ切り捨てるなど、めっぽう議論に強いことから「論破王」と呼ばれている。
ネット上では2000年代から有名だったひろゆき氏だが、その存在が一気にお茶の間に浸透したのは2020年のこと。同年4月には情報番組「グッとラック!」(TBS系)のコメンテーターとしてレギュラー出演し、その頃から「切り抜き動画効果」もあいまってYouTubeチャンネルの登録者も大幅に増加した。
その後も、21年7月からAKB48の冠番組「乃木坂に、越されました~AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲!~」(テレビ東京)のMCを務め、昨年の大晦日には「逃走中~大みそかSP お台場大決戦!~」(フジテレビ系)に出演するなど、すっかりお茶の間の人気者になったひろゆき氏。ところが、番組制作の現場からは「ひろゆき離れ」を指摘する声が聞こえてきた。