たけし軍団がFRIDAYで語った1986年襲撃事件の裏側 あれで写真週刊誌の潮目が変わった

公開日: 更新日:

ダンカン「あの頃の写真週刊誌はなんでもありみたいなところがあって、度を超えちゃったんですよね」

タカ「手を出してしまったのは申しわけないけど、編集部側もある部分では挑発的だったんです。『文句あるなら来いよ』って言われたら、たけしさんや我々の気性からすると行くじゃないですか。それでこちらが殴り込んできたら記事にしてやろうというぐらいの意図はあったと思います。でも想像以上に我々が暴れた」

 枝豆は、連絡がつかず参加していなかった。だが、事件のテレビを見ていて憤り、自分だけでも講談社に乗り込もうと武器を探しているところに、たけしから電話があったという。

「おまえの面倒は一生見るから勘弁してくれ。今は動かないでくれ」と言われてやめたそうだ。

 事件でケガをした編集部員が異動になり、今でいう事件のPTSDのためか、酒浸りになって亡くなるという悲劇もあった。

■あれで写真週刊誌の潮目が変わった


 売れっ子芸人が専門学校生の愛人をつくり子どもまでもうけるというのは、決して美談ではない。取材が度を越さず、単なる傷害事件で終わらせ、講談社側が言論の自由を持ち出さなければ、FRIDAYを含めた写真週刊誌があそこまで落ち込むことはなかったのではないか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末