若者よ、権力に媚びを売るエセエンタメに引っかかるな!
小泉今日子さんが朝日新聞のインタビューに答えて、政治的発言もいとわないブレない心情を表明し、さすがと思わせた。
さてこの「芸能人の政治的発言」について、最近考える出来事が多かった。ていうか、この言い方がそもそもおかしい。政治的発言は国民の誰もがその年齢立場にかかわらずしてよいものだからだ。
ただ所属するのが大手プロダクションともなれば大企業とも付き合いがあり、さすれば必ず権力の中枢とも関係している。そこにいる限り、権力批判などは出来っこない。キョンキョンも事務所を辞め自らの会社を立ち上げたから自由になれたのだ。
だからそれと逆の話もある。統一地方選を山口県で戦っていた有田芳生氏の「下関は統一教会の聖地」という演説に田村淳くんが「軽蔑する」と噛み付いた。しかし有田氏は過去に教会側が「聖地と同様だ」と言った事実を伝えたまでだ。
それで「よく調べもせずに」「誰に忖度して言ってるんだ」と批判が殺到、そこに脇から突然国生さゆりさんが「そんな嘘言って、軽蔑する」と口を挟んだから、選挙妨害で訴えるという話になった。しばらくしたら、自民党の立候補者リストに国生さゆりが入っているというニュースが。何じゃこりゃ。生稲晃子から続くおニャン子枠があるのか。話がわかりやすすぎる。同じアイドルでもキョンキョンとはどこか格が違う。