ジャニーズファンは知ってるかい? 再発防止特別チームを指揮する前検事総長への厳しい視線
ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)による性加害問題を受けて、同事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が12日、会見を開いた。同チームの座長を務めるのが、前検事総長の林眞琴弁護士(65)だ。
林氏は2020年5月26日、当時東京高等検察庁検事長だった黒川弘務氏(66)が“賭け麻雀問題”で辞職したことに伴い、同高検検事長に就任。その年の7月17日には検事総長に就任し、2022年6月24日まで務めた人物として名前を知る人も多いだろう。
林氏は検事総長就任当初、全国の検察トップらが集まる検察長官会同で「検察の使命を再確認することが大切だ」などと訓示したが、2020年10月に市民グループによって罷免を求める申立書を提出されている。
「桜を見る会」の疑惑をめぐり、全国の法学者や弁護士などが安倍元首相に対する公選法違反や政治資金規正法違反の疑いがあるとして告発状を検察に提出しているにもかかわらず放置していること。河井克行・案里夫妻をめぐる公選法違反事件で、検察が自民党本部などを家宅捜索しないこと……などが理由だった。