片岡鶴太郎さんは人生100年時代を実践! 「120歳まで生きる腹づもりで、初めて100まで生きられる」
中高年のために私の生き方をお話しして回りたい
近年は講演会に呼ばれ、「役者をやったり絵をやったりヨガをやったりとなぜいくつもの顔を持てるのか」「70歳近くなってもなぜ精力的に活動できるのか」などをお話ししてほしいと言われるんです。
全国の中高年の方たちに私の生き方をお話しして回りたいのも、死ぬまでにやりたいこと。コロナ禍では無理でしたが、実際にお会いしてお話しさせてもらうと、伝わるものがありますからね。実践している私が目の前にいるんだから、説得力がありますし(笑)。
私は興味を持ったこと、本のタイトル通り老いても好きなことに挑戦してきたから、今の自分があると思います。読んでいただけて、何か一つでも今後の人生の参考にしていただければ。
誰でもやりたいことが一つはあるわけですから、それを見つけ、何歳になっても生きている実感を得ていただけたら、私としてもうれしいです。
私自身、100まで生きれば孫もたくさんでき、ひ孫もいるかもしれませんから、「うちのじーちゃんは相変わらず元気だなあ」と言われたいですね。それが最終的な夢かもしれませんね。
(聞き手=松野大介)
▽片岡鶴太郎(かたおか・つるたろう)1954年12月、東京都出身。ピン芸人としてブレーク後、俳優に転向。88年にプロボクシングのライセンス取得。画家としても活躍。
■鶴太郎流・老い楽の極意101
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