長引く「ジャニー喜多川氏性加害」問題…所属タレント「俺は被害を受けていない」の矛盾
《本当のことを言っていない気が…》
《この事務所はまだ存続するのか。メディアはどう対応するのか》ーー。ネット上の投稿を見る限り、“事件”はまだまだ長引きそうな気配だ。
故ジャニー喜多川氏(2019年死去)の性加害問題を巡り、ジャニーズ事務所が7日に都内で会見。藤島ジュリー景子社長(57)が社長を退くことなどが明かされたことで騒動が沈静化すると思いきや、今でもネットではさまざまな意見が激しく飛び交う状況だ。
とりわけ、会見を見た視聴者の多くが疑問を抱いているのは、現在、表舞台で活躍中の所属タレントが、そろってジャニー氏の性加害に対し、「知らなかった」「うわさで聞いた」「自分は被害を受けたことはない」と話していることのようだ。
新社長に就任した東山紀之(56)は会見で性加害について、「知らなかった」「被害を受けたこともなく、現場に立ち会ったこともなく、先輩や後輩からも相談がなかった」と明言。「TOKIO」の城島茂(52)も9日の「週刊ニュースリーダー」(テレビ朝日系)で、性加害の事実認識について問われた際、「15歳で事務所に入ったが、今のようにインターネットやスマホがない時代だったので、ジャニーズ事務所の社長が性加害を行っている人物だという情報は入ってくることもなかった」と強調。ジャニーズWESTの中間淳太(35)も同日放送された「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(朝日放送)で、「僕は誓って性被害を受けたことがないです」と断言していた。