旧ジャニーズ「エージェント契約」でグループ間格差が拡大 闇営業問題で導入した吉本興業との違い
一方、所属タレントをマネジメントする新会社の設立は発表されていないものの、木村拓哉(50)など、新会社とエージェント契約を結ぶタレントの名前が早くも上がっている。しかし、エージェント契約への移行で生じるのが、タレント間の格差の広がりだという。
旧ジャニーズと比較されるのが、かつて闇営業問題で存続の危機を迎えた吉本興業だ。
「闇営業問題発覚を受けて、吉本は社長の岡本昭彦氏が矢面に立って記者からの追及を受け、5時間を超える記者会見に応じた。もちろん、ジャニーズのようにNGリストはありませんでした。その後、専属エージェント契約を導入して乗り切っています」(前出・芸能ライター)
今から4年前、吉本を中心としたお笑い芸人たちの“闇営業問題”が発覚。闇営業に参加したタレントの処分を巡って、当初、所属タレントから吉本に批判の声があがった。当時吉本に所属していた加藤浩次(54)はMCを務めていた日本テレビ系の朝の情報番組「スッキリ」で、「今の社長、会長体制が続くのなら、俺は吉本興業を辞める」を大見えを切った。