著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

福田淳氏が社長に就任したらジャニーズ新会社はこう変わる “外部の人間”だからできること

公開日: 更新日:

 阪神を38年ぶりの日本一に導いた就任1年目の岡田彰布監督。優勝インタビューで「1年間、熱い声援を送ってくれたファンに感謝します」と声援が後押しになったと語った。テレビの画面からでも伝わってくるすさまじい応援を甲子園で何度か体感したが、鳥肌が立つほど凄い。他球団の応援団が束になってかかってもはね返すほどの熱量だ。応援を見ていて阪神ファンのファンになる人もいる。

 岡田監督の手腕も大きい。プレーするのは選手でも、選手をどう使うかなど統括するのは監督の仕事。優勝を「アレ」と呼ぶなど選手・ファンの掌握にもたけていた。岡田監督の起用は、トップを代えれば選手の意識も変えられることを教えてくれた。

 東山紀之が社長を辞退し、新たな社長になる旧ジャニーズの新会社はどう変わるのか。東山が新エージェント会社の社長になった時点で、「内輪による内輪のための改革」と非難の的だった。

「これまで芸能界に精通している人を最優先に当たっていたようだが、業界を知る人間ほど逆にしり込みするもの。ことごとく断られた。最初から芸能界と関係ないところで探していれば、もっと早くことは進んでいたはず」(芸能関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  2. 2

    志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較される女性関係とカネ払い

  3. 3

    ダウンタウン浜田雅功の休養でよぎる2023年の「意識障害」報道…「前日のことを全く記憶していない」

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    悠仁さんの成人会見は秋篠宮家の数々の危機をいっぺんに救った

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  2. 7

    志村けんさん急死から4年で関係者が激白…結婚を考えた40歳以上年下“最後の女性”の存在

  3. 8

    備蓄米放出でもコメ価格は高止まり…怪しくなってきた農水省の「実態把握」

  4. 9

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ

  5. 10

    フジテレビ「Live News イット!」が大苦戦中…上垣皓太朗アナが切り札となるか