テレ朝の旧ジャニーズ検証番組が猛烈不評 “局内トイレ性加害”スルー、タモリは“Mステ問題”に沈黙
創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題を巡り、テレビ朝日が旧ジャニーズ事務所(SMILE-UP.)との関係について局員、OBら103人からヒアリングした結果を、12日に放送した特別番組「テレビ朝日 旧ジャニーズ問題検証」の評判がすこぶる悪い。
《テレビ朝日の番組にジャニーズ事務所のタレントが多く出演していることも踏まえ、配慮が必要だという意識があったのは事実》
一部で忖度を認めたものの、以前から指摘のあった旧ジャニーズ事務所との蜜月ぶりについて具体的な言及はされなかった。同局の奥川晃弘コンテンツ編成局長はVTRの中で、ジャニーズタレントのキャスティングは「上層部や編成幹部が動くことが多くなった」と話している。そのためか若手などの現場が忖度する空気が醸成されていったという。
中には《ジャニー氏は男の子が好きという話を噂レベルで聞いたことがあった》といった証言があるが、かつてテレ朝にあったプレハブのトイレ内でジャニー氏から性加害に遭ったと、アイドルグループ「忍者」メンバーだった志賀泰伸さん(55)が告白しているように、局内でもジャニー氏が性加害を行っていたのはまぎれもない事実で、噂レベルでは済まされないだろう。