日テレと“ベッタリ”の櫻井翔に共倒れの予感…系列局の「24時間テレビ」募金着服と旧ジャニ擁護でさらに窮地に
日本テレビ系列の日本海テレビ(鳥取県鳥取市)は11月28日、記者会見を開き、元経営戦略局長(53)がチャリティー番組「24時間テレビ」(日本テレビ系)への寄付金など計約1118万円を着服したと発表した。
「24時間テレビ」は長距離のマラソン企画や、2003年以降、21年連続で旧ジャニーズ事務所所属のタレントがメインパーソナリティーに起用されてきたことなどで、番組構成や必要性に疑問を抱く視聴者の声もあり、そんな中、発覚した着服問題だった。今後さらに多くの批判的な声が上がることは必至だろう。
ジャニー喜多川氏による性加害報道以降、NHKは紅白歌合戦に旧ジャニーズ勢の出場をゼロにするなど、厳しい姿勢を貫いているが、日テレは依然、旧ジャニーズとの関係性を保とうとしている。27日の日本テレビの社長定例会見で、同社の福田博之専務は、「SMILE-UP.社の対応が進んでいることも確認できている。NHKとは考え方が違うかもしれない」と述べた。
福田専務は新規キャスティングを見合わせている現状を明かす一方で、来年1月スタートの嵐・櫻井翔(41)が主演する「大病院占拠」の続編「XXX占拠」については、「続編だから(起用した)ということではなく、タイミングが早かった。決まっていたということ」と、以前から決まっていた案件だと説明した。