紅白歌合戦は今年も若い人向け? 70代でもパワフルな布施明と沢田研二が見たいのだけど
今年のNHK紅白歌合戦の出場歌手の発表の後、マスコミやSNSなどでさまざまな意見が出ている。
若い人たちに向けてアイドルグループが欲しいのだろう。だからといってK-POPグループには「4組も出場するのはいかがなものか」といった意見が出ているし、動画サイトから人気が出たAdoも若い人向け。少し上になると、櫻坂46や乃木坂46といったところか。
中高年世代に向けての演歌勢もいるが、残念ながら今年は特に目玉となる歌手がいないという印象だ。
以前は、その年のヒット曲がズラリと並ぶのが紅白だという時代があった。しかし、音楽番組がどんどんなくなってしまい、歌を視聴する人のニーズがバラけてしまったせいで、このところは世代ごとに人気のある歌手をまんべんなく並べ、なんとか“家族の誰か”が見てくれることを期待しているようだ。
目玉がないと言われる中で、僕ら高年齢層にとっては、元キャンディーズの伊藤蘭(68)の初出場は、“見たい”という気にさせてくれる。