松本人志はこのままテレビから消える覚悟か…抗議・反撃が弱い理由もそこにある
松本人志(60)はお笑い界やテレビから引退する気だ。
お笑い界の“ドン”として君臨し、所属する吉本興業の実質的な最高実力者といわれる松本だが、前々から引退をほのめかしていたし、不本意だろうが週刊文春(昨年12月27日発売号)の記事が、それを早めたのではないか。
お笑い界で絶頂期に引退したといえば、島田紳助のケースがあった。2011年に暴力団関係者との親密交際が発覚し、会見を開いて潔くテレビから消えた。
松本もそうするのではないか。文春の記事に対する吉本興業の抗議が弱腰だったことから、私はあり得ると思っていた。
「当該事実は一切なく、記事はタレントの社会的評価を著しく低下させるもの。取材態様を含め厳重に抗議し、今後、法的措置を検討していく予定」
自社最大の売れっ子なのに、記事内容のえげつなさに比べれば、ごくごくつつましいものであった。
珍しくNHKの対応が早かった。文春によれば、松本の腰巾着で、松本と女性たちとの夜をセッティングしていたといわれる「スピードワゴン」の小沢一敬が出るはずだった番組を「見合わせた」のである。NHKは松本を性教育番組のMCに起用して批判を浴びていたから、慌てふためいて対処したことは想像に難くない。