ジャニーズ性加害問題の止まない誹謗中傷と二次被害…実名告発した会社員男性の悲痛な告白
ジャニー喜多川氏による未曽有の連続性加害で、またぞろ2次被害が広がっている。「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の15日の会見で、実名告発に出た会社員、川井研一郎さん(55)はこう言った。
「テレビなど、人に伝えるために取材対応していたのですが、当時のことがまたフラッシュバックしてしまい、つらくなってしまったんです。そのため仕事に支障をきたして、迷惑をかけたら申し訳ないので、意を決して会社の直属の上司に報告したんです」
それは誰にも知られたくない過去であるとともに、数十年もただ黙って抱え苦しんできたこと。PTSDと診断されていた。まさに「命がけの告白」で、プライベートなことであるにもかかわらず、報告は社長から関係先までに瞬く間に広まり、こう後ろ指をさされていた。
「あいつ、ジャニーにやられているんだって」
社外にまで言いふらされていると知ったのは、社員行きつけのスナックでのこと。ママがこんな奇声をあげたのだ。
「ジャニーズから金ふんだくって、みんなで酒飲もうぜ」