道枝駿佑「マルス-ゼロの革命-」でも“主役連投”で爆死リスク…《脇役から育てて》と案じる声
■永瀬廉は二番手で地道に実績を積む方向にシフトし始めた
「『消えた初恋』『マイ・セカンド・アオハル』は、まだ道枝さんの等身大のイメージにも近く、W主演という形だったので、アラも目立ちませんでした。しかし『マルス』に関しては、発声も頼りなく、キャラとしての深みが出るところまで至っていないという印象で、他の生徒を引っ張り、物語の主導権を握る役割なので、どうしても道枝さんの比重が大きくなる。この役と単独主演はまだ荷が重いと感じた視聴者もいたのではないでしょうか」(ドラマ制作関係者)
主役にして実績を残し、売れていることを印象付けるというのは、旧ジャニーズが若手を売り出す時に常套していたパターン。ただ、このままでは主役を務めた作品の評価がイマイチという道枝の“爆死イメージ”がつきかねない。
「ビジュアルもすごく良く、話題作で主演をしているにも関わらず、なぜか俳優や女優としての評価に結びつかないという点では、本田翼さんと近しいものを感じます。ビジュアルが良すぎると、その分、演技力にも期待してしまうというか、ガッカリする反動が大きくなってしまう傾向にあるのかもしれませんね。同じ旧ジャニ系の俳優だと先輩の永瀬廉さんが主役を連投していた時の評価は良いとは言えませんでしたが、23年4月期のTBS日曜劇場『ラストマン』や、現在放送中の日テレ系『厨房のありす』での脇役や二番手の演技は評価されている印象です。二番手でしっかり視聴者の印象に残って、本人が持つ魅力を引き出す役をやらせた方が、ローリスクといえるでしょう」(同)