松本人志がBPOに人権侵害を申し立て? 霜月るな告発に一切触れない関西の情報番組を懸念
松本問題を積極的に取り上げるミヤネ屋の姿勢は、2019年6月に発覚した吉本興業のタレントの闇営業問題の際と似通っているという指摘もある。
■闇営業問題を想起?
「ミヤネ屋は関西制作とはいえ、司会の宮根誠司の所属事務所は在京大手芸能プロダクション傘下です。19年の吉本のお笑いタレントの闇営業問題の際、日テレが朝の情報番組でこの問題を連日のように放送していた時と展開が似てきています」(芸能プロダクション関係者)
タレントの闇営業問題で吉本の岡本昭彦社長の謝罪会見を受けて、当時、吉本に所属していた加藤浩次(54)はMCを務めていた日本テレビ系の朝の情報番組「スッキリ」で、「今の社長、会長(当時、大﨑洋氏)の体制が続くんだったら、僕は吉本興業を辞める」と吉本の体制批判して、大見えを切った。
「その直後、加藤は大﨑さんと面談してトーンダウンしたことで、問題は収拾すると思われた。ところが、スッキリはその後も闇営業問題を取り上げ続けたことで、吉本の上層部は日テレに不信感を持っていました。うがった見方をすれば、当時の日テレ社長は吉本に否定的な在京大手プロの幹部たちと昵懇でしたから」(吉本興業関係者)