甲斐拓也「守りだけ」じゃなかった!巨人は嬉しすぎる大誤算 8日は殊勲打でセ2位の打率.375
巨人の6番・甲斐拓也(32)が殊勲打を放った。
昨8日のDeNA戦。1点差に迫った八回2死一、二塁でDeNAの3番手・伊勢から右前にはじき返す同点タイムリー。試合はそのまま引き分けた。
この日は2安打で打率はリーグ2位の.375。昨年まで在籍したソフトバンクでは通算打率.223、本塁打は2021年の12本が自己最多だった。「守りの男」がバットでも戦力になっているのだ。
うれしい誤算だが、キャンプの際、「20本塁打ぐらい打てる力はある」と言って周囲を驚かせたのが阿部監督だった。
ただし、これは「打撃改造」の条件付き。甲斐は宮崎1次キャンプでは、本塁打狙いにも見える極端なアッパースイングを繰り返していた。しばらく静観していた阿部監督だったが、沖縄2次キャンプで動いた。
「フライボール革命なのかよく分からないけど、あれやめた方がいいんじゃない? って。あれで3割30本打った人はいない。ライナーを打ってくれって言った」