松山英樹は2試合連続予選落ちでもプラスに考えるべき…出場14回目のマスターズへ挑む
パットに泣かされた一日でした。
久常涼は、優勝者に最後のマスターズ切符が与えられるバレロ・テキサス・オープンで5位タイ。通算9アンダーで優勝したB・ハーマンに5打差でした。
優勝の2文字がまったく見えなかったわけではありません。首位から6打差の5位からスタートし、14番のバーディーで一時は3打差まで迫りました。しかし、15、18番のボギーが痛かった。そこでのパーパットもそうでしたが、この日はカップの左に外すミスが多く、1ピン前後が決まらなかった。
寒さと強風で上位陣も苦戦していたので、マスターズ出場を逃した本人も「パットがあと2つ3つ入っていれば……」と悔やんだことでしょう。
それでも、米ツアーに主戦場を移した昨季は1試合だけだったベスト10入りが、今季はまだ10試合で3度目。そのうち5位以内が2度です。昇格大会のRBCヘリテージ(17日開幕)出場権も初めて手にするなど、着実に成長しています。
気になるのは松山英樹です。マスターズ直前に2試合連続予選落ちはファンにとっては心配でしょう。