TBS「Eye Love You」は大胆キャスティングが大成功! “テオくん=ラッコ”説も飛び交い、考察合戦が過熱
二階堂ふみ(29)演じる“心の声が聞こえる”ヒロイン・侑里と、年下の韓国人留学生・テオの恋を描いたファンタジック・ラブストーリー「Eye Love You」(TBS=火曜夜10時)が、26日に最終回を迎える。
「現実離れした設定のファンタジーは、地上波テレビをリアルタイムで視聴する層にはあまり支持されなかったようで、世帯視聴率は5~6%台。でも、配信での人気は上位をキープ、20日に開催された入場料1万2000円のファンイベント(26日夜7時59分まで視聴料3000円の見逃し配信あり)も大盛況だったようで、“テオユリ・ロス”もささやかれています」(エンタメ誌編集者)
テオを演じているのは韓国のライジングスター、チェ・ジョンヒョプ(30)。陽気な愛されキャラで、たどたどしい日本語でストレートに愛を伝える“テオくん”に、多くの女性が癒やされているようだ。
テレビコラムニストの亀井徳明氏は「思い切った試みを成功させちゃうのが、TBSドラマの強みです」と、こう続ける。
「旧ジャニーズタレント同様、韓国ドラマを受け付けない層は一定数いて、その層は見ないで一方的に否定的な意見をネット上に書き込んだりもします。まさに15日放送の『不適切にもほどがある!』(TBS)でもテーマになった“見ていない世間の声”。その一方で、ファンタジー要素を受け入れたり、軽くツッコミ入れながらドラマとして楽しむ人もいる。ヒロインの相手役に韓国人俳優を起用するという民放GP帯の連ドラとして初の試みは、大成功でしょう。一定層からの批判は承知の上で、“必ず刺さる人がいる”と自信を持って振り切れるのは、TBSだからできたことかもしれません。そして、演者さんたちもあの世界観の中できっちりと楽しませてくれました」