著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

ドン・ファン事件逮捕から3年…15億円遺産の遺留分請求で分かる早貴被告の「負けない」自信

公開日: 更新日:

 和歌山県田辺市で2018年に亡くなった資産家「紀州のドン・ファン」こと野崎幸助さんの遺産を巡る裁判で、遺言書の無効を求めた遺族側の訴えを和歌山地裁が退けた。遺族側の敗訴だ。「全財産を田辺市にキフする」と赤ペンでなぐり書きのように書かれた遺言書が“有効”と判断されたわけだ。

 すでに野崎さんの遺産は市が代理人と共に管理していて、市側は現段階で15億円を超えるとしている。敗訴した親族は28億円以上あるとして、「控訴する方針で準備している」と僕の知り合いの関係者が話していた。

 この判決、実は紀州のドン・ファン事件で殺人罪に問われている元妻・須藤早貴被告(28)の今後の動きにも影響を与えることになる。その関係者によると、遺産が全額、田辺市のものという判決が確定すれば、須藤被告は速やかに遺産の相続に関して「遺留分を請求する」というのだ。遺留分は法律で認められた権利であり、彼女が裁判を起こすまでもなく、市側にその意向を表明、通告するだけでいい。通常であれば妻である彼女が全財産を相続するところだったが、遺言書があるため遺留分としてその半分、それでも7億円以上が入ることになる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  2. 2

    志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較される女性関係とカネ払い

  3. 3

    ダウンタウン浜田雅功の休養でよぎる2023年の「意識障害」報道…「前日のことを全く記憶していない」

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    悠仁さんの成人会見は秋篠宮家の数々の危機をいっぺんに救った

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  2. 7

    志村けんさん急死から4年で関係者が激白…結婚を考えた40歳以上年下“最後の女性”の存在

  3. 8

    備蓄米放出でもコメ価格は高止まり…怪しくなってきた農水省の「実態把握」

  4. 9

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ

  5. 10

    フジテレビ「Live News イット!」が大苦戦中…上垣皓太朗アナが切り札となるか