「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足
「今年5月の横浜DeNAベイスターズvs広島東洋カープの始球式で投げた柴田さんの華麗なフォーム。公開初日のレッドカーペットで舘さんが浅野温子さんを颯爽とお姫様抱っこした様子など……あの2人は年を取らない魔法にかかっているのでは? なんて思っちゃいますが、それでも80代ではさすがにアクションは厳しいでしょう。スペシャルドラマでもいいから、間を空けずに次が見たいと望むファンは多いはずです」(映画配給会社関係者)
前出のエリザベス松本氏は「刑事もので思い浮かぶ人気コンテンツ、かつ長く続くシリーズといえば、あぶデカか『相棒』か、今秋にスピンオフ映画が公開される『踊る大捜査線』か……そろそろ新たな大ヒットコンテンツが誕生してほしいところではありますが、タカとユージを超えるキャラを生み出すのは、そう簡単ではないでしょうね」と話す。
タカとユージはどこまで突っ走れるか。いまだにダンディー&セクシーな2人なら、80代でもきっとカッコいいだろうが、一方でこんな声も。
「舘さんも柴田さんも若い頃から、実はあぶデカの演技はそんなに変わっていないんですよね。昭和のスター感が満載ですが、それじゃあ今の若い俳優さんが年齢を重ねていって、あの2人みたいになれるかといえば……ちょっと疑問です。サマになる刑事を演じられる役者の人材不足、そして高齢化は、意外と切実かもしれません」(スポーツ紙芸能デスク)
言われてみれば確かに……。