「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足
「作る方だけではなく見る方も必死だった時代です。だからこそ好きだったドラマのことは脳裏に強く刻まれているし、ずっと長く熱烈にファンでいるという人が多いんだと思います」と話すのは芸能ライターのエリザベス松本氏。「帰ってきた」も鑑賞したというが、「平日午後にも関わらず客席は8割程度埋まっていた」とのこと。
■早乙女太一の演技も印象的
「舘さんのバイク姿や、柴田さんの軽々とした身のこなしなど《変わらない》場面が満載でした。スクリーンからあふれ出すような舘さんと柴田さんの芸能人としての別格感というか、凄まじいオーラを改めて実感しました。佇まいだけで迫力を出せる2人と対峙して気を吐いていた早乙女太一さんの演技も印象的で、内に秘めた狂気を、静かな演技とゾッとするような冷たい目でよく表現されていたと思います」(前出のエリザベス松本氏)
ネット上には早くも次作を待ち望むあぶデカファンの声も多数。前作からは8年かかったが、いまから8年後といえば舘も柴田も80代になる。