生田絵梨花「素晴らしき哉、先生!」は既視感だらけ?連ドラ初主演なのに評価厳しいワケ
そう語るテレビコラムニストの亀井徳明氏は、「フジテレビで放送中の『ビリオン×スクール』が王道の学園ものとするなら、こちらは学園ドラマの王道フォーマットを使ったお仕事ドラマ。しかもかなりテクニックを駆使している」と、さらにこう続ける。
「第2話冒頭の“プロポーズされた彼氏の部屋に行ったら別の女性と真っ最中に遭遇”からの“酔っぱらって鼻から茶わん蒸し”など、かなり攻めています。教室での生徒たちとの会話も、自転車の注意の話から最近付き合い始めた生徒同士の“アツアツ話”に転がったり、先輩に告白してフラれる生徒に遭遇する場面がいきなり入ったりと、学園ものとしてもお仕事ものとしても焦点が絞りにくく、欲張りな印象。でも、それらを終盤の居酒屋での生田さんのひとり語りで回収していくんですね」
1話完結的な要素が強い学園ものや事件もの、お仕事ドラマにはない面白さがあるという。
「連続して見ないとわからない考察ドラマ的な面白さがこれから出てくるんじゃないかと、期待しています。コメディーに振ろうがシリアスに振ろうが、何を感じてほしいのかの芯がしっかりあれば、視聴者はついてくるはず」(亀井徳明氏)
第1話でセクシーなランジェリー姿を見せたり、第2話で鼻から茶わん蒸しを入れるなどカラダを張った生田の頑張りは視聴者に届くか?