「海のはじまり」は地に落ちたフジ月9の象徴か…TVコラムニストが薦める意外な視聴者層

公開日: 更新日:

 夏ドラマは中盤から終盤へ。世帯視聴率では二宮和也(41)主演のTBS系日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」だけが2ケタをキープし、他は5~7%といった状況だが……。

「そんな地上波トップの『ブラックペアン』ですら《陳腐に見えてしまう》と言われるほど、Netflix配信ドラマ『地面師たち』の評価が高まっています。いくら世帯視聴率が重視されないようになったとはいえ、日曜劇場のライバル的ポジションであるフジテレビ系“月9”の不振は、地上波ドラマ全体として見ても危機的かも」(広告代理店関係者)

 近年の低迷で、すでにブランド力は地に落ちた状態のフジ月9。放送中の目黒蓮(27)主演「海のはじまり」も初回放送後から《月曜から暗すぎて脱落》《主人公をはじめ、登場人物にイライラする》なんて声が多数あり、直近の第6~7話が6%台という状況だ。

「確かに序盤で脱落した人もいるかもしれませんが、TVerやFODなど配信で見る人の評価は高まっているようです」(テレビ誌ライター)

 テレビコラムニストの亀井徳明氏も「視聴率やネットのネガティブな書き込みに関係なく、ちゃんと刺さる人には刺さる作りになっている」と、こう続ける。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  2. 2

    江藤拓農水相が石破政権の最初の更迭大臣に?「隅々まで読んだ」はずの食糧法めぐり“逆ギレ誤答弁”連発

  3. 3

    「相棒」芹沢刑事役の山中崇史さんが振り返る俳優人生…地下鉄サリン事件「忘れられない」

  4. 4

    吉幾三(5)「お前のせいで俺と新沼謙治の仕事が減った」

  5. 5

    みのもんたさんが自身のスキャンダルで見せた“類まれな対応力”…明石家さんま、石田純一との共通点

  1. 6

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 7

    大阪・関西万博もう間に合わず? 工事未完を「逆転の発想」で楽しむ方法…識者が皮肉たっぷり提唱

  3. 8

    日本代表FW古橋亨梧の新天地は仏1部レンヌに!それでも森保ジャパン復帰が絶望的なワケ

  4. 9

    維新は予算案賛成で万々歳のはずが…ゴタゴタ続きで崩壊へ秒読み 衆院通過の自民はニンマリ?

  5. 10

    松坂桃李「御上先生」第7話2ケタでV字回復へ 詩森ろばの“考えさせる脚本・演出”はTBS日曜劇場からの挑戦状