広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ
「少しでも撮影していれば、製作側は大損になります。製作のためのカメラやスタッフのスケジュールを数カ月単位で押さえているはずですし、他の出演者も含めてギャラが発生している。中止を決めても損害は出ます」
そのプロデューサーは「私も彼女にオファーしようと思っていましたが、刑事事件はダメです。少なくとも2年は仕事ができないでしょう」と言う。すでに5月に予定された2つの朗読劇は中止になった。どちらも客席1000人以上の規模だっただけに、払戻金も相当額になる。
なぜ、こんなことになってしまったのか。
僕は彼女が独立したことに問題の原因があると思っている。以前の事務所は、彼女のデビューから担当してきた人物がいて、一緒に事務所を大きくしていった。今では戸田恵梨香や有村架純、吉瀬美智子ら売れっ子女優が多数在籍し、広末に対してもきちんとモノを言うことができ、人知れずフォローや後処理もできていた。つまり、タレントをこのようなスキャンダルから守ることができた。
広末が今後を考えているのなら、善後策として早急に記者会見を開き細部まで話をすることだ。そうすれば、次の仕事の時にいろいろと蒸し返されることはないと思う。周囲も広末なら「何でもあり」だと思っているからだ。