未婚の母騒動 萬田久子 24年間の“事実婚”
だが、幸運ばかりではなかった。相前後して佐々木氏が愛人に産ませた女児の存在が発覚。隠し子騒動で萬田の心労がピークに達していた頃、追い打ちをかけるように、さらに悪いニュースが飛び込んできた。11年6月下旬、不調を訴えていた佐々木氏が検査を受けると、胃がんが見つかったのだ。進行の速いスキルス性で、すでに末期の段階だった。
8月に入ると、萬田は病院に泊まり込み、付きっきりで看病したが、9日、佐々木氏は帰らぬ人となった。がんがわかってからわずか40日。まだ60歳だった。結局、最後まで萬田が佐々木氏の籍に入ることはなかった。
◇1988年2月 ガッツ石松らを育てたトレーナーのエディ・タウンゼントが1日、肺がんのため死去。73歳。9日、「富山・長野連続殺人事件」の宮崎知子被告に富山地裁が死刑の判決。14日、カルガリー冬季五輪スピードスケート男子500メートルで黒岩彰が銅メダルを獲得。